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マジャン二巻発売記念、カミムラ晋作先生インタビュー


大人の少年漫画「マジャン」は、山里卓次の物語であり、カミムラ少年の冒険だ!

 

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マジャン二巻の発売を記念して、カミムラ晋作先生の経歴やマジャンへの思いについて、お話をお伺いしました。

 

愛知県名古屋市に生まれ多趣味な父親の影響を受け、小さなころから絵を描き始める。

ゴジラを見たことをきっかけに、怪獣を好んで描くようになった。「特撮ものは今でも大ファン」と笑う。

小学校の時、1人で勝手に雑誌を作り始め「今週の昆虫」などを連載。サイカチへの繋がりはここから生まれた?
また、怪獣を流行らせようと絵を描きクラスに普及活動を始める。

スクリーンショット(2013-10-15 16.02.44) カミムラ少年が強靭なツノやカラダを持つ身近な怪獣である「昆虫」に興味を持つのは必然だった。

 

麻雀との出会いは大学生の時である。
部室に誰かが置いていった漫画を何気なく読んでみた。現在も連載が続く大人気麻雀漫画「アカギ」と「天」だった。福本伸行漫画から麻雀に引き込まれて行く…

アカギ コミック 1-26巻 セット (近代麻雀コミックス)

漫画家を目指すようになったのは大学の後半になってからだ。

高校時代から美術教師を目指して進んできた。しかし、様々な壁や別れを経験し、道に迷い始める。
葛藤の中から生まれた答えは「漫画」だった。

「大好きなことをして生きていきたい」「自分にはこれしかない」

中退してすぐに漫画家になるべく上京。自らの意志で道を歩き始めた。

その後雀荘など様々なアルバイトに身を投じるかたわら、アシスタントで腕を磨く修行の日々。
仲間と打つ麻雀は心の拠り所であった。1人の時はコンピュータ相手に練度を上げたという。

k2 十五年以上愛用している麻雀セット。マジャン最初のルールは初心者にハンデを付けるために考案した独自ルールが元になっている。

その後、2002年に月刊少年ジャンプ増刊に読み切りを掲載。2003年にチャンピオン新人賞に入選する。

ターニングポイントが訪れたのは2005年。週刊少年チャンピオンでクワガタ相撲漫画の企画が持ち上がった。原作は昆虫に造詣が深い藤見泰高先生。作画を誰にするか?というところに迷わず手を上げた。こうして初の週刊連載となる「サイカチ」がスタートする。

「藤見先生からは多くのことを学ばせていただきました。なにより楽しかった」

「ベクターケースファイル」「必蟲SWEEPERS」‥チームでひとつの作品を作りあげる経験を積み、改めて自分のオリジナルを模索する。

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舞台をエブリスタに移し、ついにひとつの答えに辿り着く。素直に出たのは「麻雀」、そして「少年漫画」。友と分かち合ってきた麻雀の熱量、特撮や少年漫画のヒーローに憧れ続けた思いだった。

 

「マジャン二巻を出せたのも読者のみなさんのおかげです。もっとみなさんに応えられるように、思いを込めていきたい」

スクリーンショット(2013-07-30 15.40.25)

 

カミムラ晋作先生の主な作品リスト

  • 『ろんばけ』2012 近代麻雀にて短期連載。
  • その他、チャンピオンREDいちごや近代麻雀、漫画サンデー、モンハンアンソロジーなどに読切を数本掲載。

 

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今回、お話をお伺いした場所は、カミムラ先生行きつけの定食屋「むかさ(東京都葛飾区亀有5-42-5)」。すっぽんやフグ料理などもあり、観光で行くのもアリ。ちなみに店主は、麻雀が相当強いらしい…

 

カミムラ先生、おじかんありがとうございましたああああ!



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カミムラ晋作

エンターブレイン 2013-10-15

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「勝つディーラーは麻雀が強い」 (第2章 ディーラーに学ぶ"勝つ極意 "より)世界最大の通信社ダウ・ジョーンズ社のディレクターが、日本の投資家のために語る。逆を言えば株やFX、金融、資産運用で勝つには麻雀に強くならなければ勝てないと言う事だ。麻上村のマジャン至上主義が世界に認められた一冊。
神前でマジャンを行い、負けたときは供物を捧げる。土地を賭けるなんてのはなんてよくあること。不動産競売・任意売却のしくみと手続きを良く読んで負けたときの準備をつつがなく行おうよ!
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